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琉球ブリッジ株式会社

ビジョン・育成テーマ

VUCA 「将来の予測が不可能な状況」の時代に対応できる組織をつくる


琉球ブリッジ株式会社

代表者 :谷中田 洋樹
所在地 :浦添市
業種  :卸売・小売業
従業員数:6人

会社概要:
2005年の創業以来、アスベスト除去関連資材や機能性シート等を中心とした多様な建設資材を取り扱っており、海外の工場と連携するファブレス企業。


課題

収益の向上を図るため、新規事業の展開において確度を上げていく必要があるものの、不確実性の時代にトップの判断のみで行う経営は難しくなっていると感じていました。

目標/TARGET

トップダウンによる事業展開から、「全員経営」への転換を図る

考えられる人間がどの時代においても一番強いと思っており、この機会に営業担当全員で事業展開の基礎であるマーケティングスキルを向上させ、売上増加と強い組織づくりを進めます。

研修/CHALLENGE

《研修テーマ》新サービスの展開に向けた人材育成

約3か月にわたり、週一回のペースで専門家を招へいして社内研修を実施し、営業担当全員でマーケティングやマネジメントについて学びました。研修の総括として、研修者全員で「新規事業計画」の作成に取り組みました。
当初は3事業でしたが、研修者の要望により2事業を追加しました。

最終的には5事業の新プロジェクトを企画し、データマーケティング理論を基礎として、実務と連動させながら、実践的な新規事業計画を作成しました。

主な研修内容

  • マーケティングスキル向上研修
  • 事業マネジメントスキル向上研修
  • 販売スキル向上研修

成果/ACHIEVMENT

研修者全員のレベルアップにより、各々「新事業」を計画・展開!

本研修では、弊社の課題を基に研修内容を自由に設定できたことでBusiness(事業)のRedesign(再設計)ができました。

3か月の研修を終えて研修者に感想をきいたところ、「本当に勉強になった」「今まで商品を売るだけだったけど、考え方が全く変わった」等、様々な声が上がりました。

本研修で営業担当者全員の参加と課題の取り組みによりマーケティングスキルやマネジメントスキルの基本が習得され、新事業を展開していく上で目指していた社内言語を共通化でき、社内会議でも活発な議論をし、主体的に営業活動をするようになりました。

本事業に参加した感想と今後の展開について

経営者コメント

短期間で、営業担当者全員がマーケティングスキルを習得し、社内言語を共通化できたことは、弊社にとって非常に意義のある研修となりました。

次の展開として「事業計画から事業化へ」を目標に、現場における実務経験と習得した知識のシナジー効果による事業の拡大が期待できます。

代表取締役 谷中田 洋樹 氏

専門家コメント

築山 大 氏(琉球経営コンサルティング代表)

人材育成の本質は、知識の伝達ではなく、それらを使った思考と行動の変容です。今回は企業状況と社長の意向を踏まえ、完全オーダーメイドの新規事業計画を通じた人材育成研修を実施しました。

完成した各事業計画は「絵に描いた餅」ではなく、県外市場も対象とし、自社の強みを生かした高利益率ビジネスモデルで、すでに稼働して実績も出ています。