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ビジョン・育成テーマ

10年で10億企業を目指すための人材育成、組織づくり


株式会社 日本バイオテック
https://www.uminchi.com/company/

代表者 :山城 由希
所在地 :糸満市真栄里1931
業種  :養殖業
従業員数:25人


会社概要:
 1982年、空調機器の販売会社として東京都で現代表の父親が創業。2002年に海ぶどう養殖事業を糸満市で開始し、年間25トンを県内外へ出荷している。
 さらに海ぶどう摘み取り体験、キャンプサイト、カフェなどが楽しめる「海ん道(UMINCHI)」を運営するなど6次産業化にも取り組む。


目標/TARGET

トップダウンから変革|社員が主体的に動く組織へ

 インフラ整備や養殖ノウハウの取得などに時間がかかり、会社としての成長曲線が見えてきたのが、この1、2年です。

また、売上げ1億円くらいまでなら代表が方針を決めて、従業員がついてくるスタイルで、仕事が回ったのですが、今後10年で10億円企業を目指すなら、今のままでは限界が見えたので、組織として動く段階であるとの認識がありました。

 そこで養殖に関する知見やノウハウを社員へ継承するための人材育成に取り組み、トップダウン経営から社員主導に転換を図ることが必要と考えました。

また、今回の研修の一年ほど前に代表が一人で研修を受けておりますが、その学びや成果を社内で共有するのは難しいと感じていました。そこで同様の研修を従業員にも受けてもらいたいと、リデプロを活用することにしました。

研修/CHALLENGE

社員主導と理念浸透|社内制度を中心とした学び

 社員主導の組織とはどういうものか、社内で理念をどう浸透させていくか、社員主導で仕事を回していくには、どのような社内制度が必要か、などを中心に学びました。

 講師が代表にインタビューするのを聞いていた社員が「社長はこんなこと考えていたのか」と、声を上げるので驚きました。それまで理念や情報を社内に発信していないことに気づきました。

 そこから共生共栄、開拓精神、地域創生といった当社らしい要素ももっと発信していけばみんながついてくると思いました。

 最後の研修では未来年表も作りました。1年先、5年先、10年先のビジョンを、みんなでディスカッションしながら描き「書いたものは実現する、それに向けてがんばろう」と、気持ちをひとつにすることができました。

主な研修内容

  • マネジメント研修:強い組織を作るための理念浸透研修
  • 経営幹部研修:社員主導型組織をつくるワークショップ
  • チームビルディング研修:コミュニケーションとリーダーシップ研修

成果/ACHIEVEMENT

未来年表で方向性を見せ、リーダーに任せて売上げUP

 未来年表を作ることで自分たちがどこに向かっているかはっきり見えてきました。みんなで手も頭も使ってすばらしい理念を作り、共有することで10億円企業へのファーストステップになったと思います。

 当社には70代80代の社員もいますが、ゴールを共有することで歳を重ねても楽しく働けることを実感しました。
同時に、社員主導で仕事を回していく観点からリーダーたちに任せることで、売上げが上がることも発見でした。代表が口出すとかえってブレーキになるのではないかと思うほどです。

 コミュニケーションとリーダーシップ研修では「リーダーシップはリーダーだけではない」という主題で、リーダーを入れ替えてみました。すると相互理解が深まり、各自が自己の日ごろの行動についても、考える機会になりました。

ビジョンの多彩さに驚き|社員の声を聞く仕組み作りへ

経営者コメント

 代表以上に、社員が多様な未来を描いていることがわかり、すごいと思いました。今までは、一人で頑張ってきたところがあります。この研修で、全てのスタッフがパズルのように組み合わされて活躍すれば、会社はいい方向に行くだろうと思うことができました。

 そのためにも今後は、みんなの声を聞ける仕組み作りが重要だと実感しています。

代表取締役 山城 由希 氏

専門家コメント


株式会社Legaseed 代表取締役CEO 近藤 悦康 氏

 今回の研修を通して、会社の理念やビジョン・ありたい理想の組織の姿を明確にしていきました。出来上がったものはもちろん、どんな想いを込めるかを議論する制作過程にこそ最も価値があったと感じています。

 創業者の想いに全員で耳を傾け、自分たちの事業の価値がどこにありどんな未来を実現していくのかを考え、皆さまの言葉で表現をしようとする過程には真剣さもあり、笑いもあり、これからの「海ん道」の未来が楽しみです。

経営陣だけで考えるのではなく、社員とともに言葉をつくる。経営陣だけで描くのではなく、社員とともに未来をつくる。感性豊かな社員の皆さまが集まり、一体感をもって仕事に臨むことで今回描いた「海ん道」の未来が必ず実現されると思っております。