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CASE

株式会社ラピラス

育成テーマ


株式会社ラピラス
https://www.lapilasu.com/

代表者 : 神谷 達明
所在地 :那覇市小禄1831-1 沖縄産業支援センター 316-D
業種  :児童福祉業
従業員数:20人(令和8年1月現在)

会社概要:
2021年創業。児童発達支援・放課後等デイサービス事業など4施設を展開し、今年度5拠点目を開設予定。県の人材育成企業認証も取得し、組織全体で質の高い支援と人づくりに励んで いる。


課題

現場と経営をつなぐ組織づくりに挑む

児童福祉の現場を守り続けるためには、想いだけでなく経営視点を組織として持つ必要があると感じていました。2021年に創業し、児童発達支援・放課後等デイサービスを中心に複数展開する中、事業拡大とともに「想いだけでは組織は守れない」という危機感を抱くようになりました。

数字や仕組みに対する理解が十分に浸透しておらず、報連相やコミュニケーションの質を見直す必要もあり、現場と経営の間に意識の差が生じていることが課題でした。選ばれ続ける組織へ進化するためには、管理職を中心に数字や仕組みを理解し、共通言語を持ち、現場と経営をつなぐ組織づくりを目指したいと考えていました。

研修

対話を起点に DX で仕組み化する組織へ

R6年度は管理職を中心に、福祉業界の構造や数字、マーケティングを学ぶ研修を実施。数字は「人を守るための手段」であることを共有し、管理職の視座を高めました。

R7年度は1年目の土台を踏まえ、「人」に焦点を当てたマネジメント・対人スキル研修へとシフト。「コミュニケーション」「PDCA」「報連相」など日常業務の当たり前を見直し、管理職からは「相手の表情を見て声をかけるようになった」「早い段階で相談するようになった」と行動変化が現れています。

さらに今年度はKintoneを導入し、複数事業所に分散していた情報や業務進捗を可視化。PDCAや報連相を「仕組みとして回す」ことで、現場と経営の距離が縮まっています。


R6年度

  • リーダー育成研修
  • サービスブランディング研修
  • モデル法人視察研修

R7年度

  • リーダー・マネジメント
  • 対人スキル育成研修
  • 顧客管理システムKintone導入に関する基礎研修

成果

管理職の意識と行動に変化が生まれたことで、早い段階で相談や共有が増え、現場の空気が前向きに変わり始めています。PDCAにゴールを加えた「PDCA+ゴール」を意識することで支援の目的が明確になり、支援の質の向上にもつながっています。

さらにKintoneで業務進捗を可視化し、共有を促進したことで事業所間の動きが見えるようになりました。こうした取り組みの成果は数字にも表れ、実践研修1年目で売上が約1.5倍になりました。またリデプロ活用をきっかけに「沖縄県人材育成企業認証」「沖縄県所得向上応援企業認証」を取得し、採用面でも人材育成に本気で向き合う企業としての信頼が高まりました。

今後の展望

福祉をつなぐ、ワンストップ支援の実現に向けて

2年目の研修を通じ、人材育成を経営戦略として捉える重要性を改めて実感しました。今後は児童支援にとどまらず、地域全体を支える「福祉のワンストップサービス」を目指していきます。

その基盤となるのは、学び続け、自ら考え行動できる人材です。一人ひとりの子どもの、その先の人生や社会との関わりまでを見据えた支援の視点を進化させ、地域に根ざした持続可能な福祉の実現に挑戦していきます。


■人材育成をご検討している事業者へメッセージ■

人材育成はすぐに結果が見えるものではありません。しかし、早く始めるほど組織の成長角度は確実に変わると信じています。

代表取締役 神谷 達明

専門家コメント

(株)トリプルバリュー 代表取締役
Chief Exciting Officer
MBA(経営学修士) 山本 龍太 氏

選抜リーダーの自発的なチーム作りを目的に、全8回でビジネス・リーダーシップスキル研修を実施。座学に加え、徹底した言語化とアウトプットを重視しました。合間の読書や実践課題も全員が真摯に取り組み、当初の緊張感は回を追うごとに積極的な議論へと変化。振り返りの内容も目に見えて深まり、皆さんの高い学習意欲と成長への覚悟が強く印象に残る研修となりました。