有限会社拓商
育成テーマ
「人に寄り添う力」を育てる人材育成と人が育つ会社の土台づくり

有限会社拓商
https://www.takusho-g.com
代表者 :親泊 元八
所在地 :那覇市字仲井真 130-2
業種 :葬祭業
従業員数:38人(令和8年1月現在)
会社概要:
創業50年超の歴史を持つ老舗葬祭業。県内4箇所に自社ホールを運営し、家族葬から海洋散骨まで多様なプランを提供するほか、葬儀後のアフターサポートも充実。24時間365日体制で急な依頼にも対応し、地域に根差した手厚いサポートを提供している。
課題
創業の想いを次世代へ。「人への想い」を育て、つなぐ決断
創業 52 周年を迎え事業承継を見据える中で、人材育成の在り方を改めて見直す必要性を感じていました。これまでは社内独自の勉強会など自己流の育成が中心でしたが、葬儀業界に特化したプロの講師を招いて研修を受けたことがなく、しっかりとした専門的な研修で人を育てたいと思ったことが、リデプロ活用のきっかけです。
長年勤めた社員の退職により業務を教える人材が不足し、育成が属人的になっていたことも大きな課題でした。体系的な教育が難しく、将来を見据えた育成の仕組みづくりにも限界を感じる中、人を想う葬儀の本質を次世代へ継承するため、業界に特化した専門的な人材育成に挑戦することを決断しました。
研修
葬儀業界プロに学ぶ実践研修。学びを現場の力へ
補助金活用前に参加した集合研修では、自社の強みや弱み、社会環境を整理し、会社の進む方向性を再確認できました。その学びを土台に、R7年度は県外から葬儀業界に特化した外部講師を招き、「現場で生きる研修」を実施しました。1年目の育成テーマを「人に寄り添う力」を育てる人材育成と、人が育つ会社の土台づくりとし、葬祭スタッフ基本接遇研修や営業力強化研修、中間管理職の目標達成マネジメント研修など、葬儀ならではの学びを中心に展開しました。
葬儀は突発的に業務が入ることも多く、研修当日に予定人数が揃わない場面もありましたが、講師と相談しながら内容を組み替えるなど柔軟に対応し、研修後は報告書で定着を図りました。
-edited.webp)

R7年度研修内容
- 葬祭スタッフ基本接遇研修
- 営業力強化研修
- 中間管理職マネジメント研修
成果
誇りを持ち、前向きに働く人材へ
研修を重ねる中で、社員一人ひとりの学びに対する姿勢が前向きに変化しました。研修後3日以内の報告書提出を徹底した結果、最初は内容にばらつきがありましたが、回を重ねるごとに質が向上し、社員が自分の言葉で考えを表現できるようになっていきました。業界に長く携わる社員にとっても、新たな気づきや仕事を見つめ直す機会となり、「葬儀に携わる誇りを再認識した」という声も聞かれました。
こうした前向きな変化は、葬儀という仕事への誇りの醸成につながっており、人への投資が、組織全体の意識と行動の変化につながっています。
今後の展望
人の質で選ばれる葬儀社へ
今後は、今回の研修で得た学びを基に、教育を継続できる仕組みづくりを進めていきます。県外の葬儀社視察など外に出る学びも取り入れ、社員の視野を広げていきたいと考えています。商品やサービスでの差別化が難しい業界だからこそ、人の質で選ばれる会社を目指し、社員一人ひとりが誇りを持って働ける組織づくりに取り組んでいきます。
■人材育成をご検討している事業者へメッセージ
人への投資はすぐに成果が見えにくい分、踏み出しにくい分野です。しかし、制度を活用することで挑戦できる環境があります。人を育てることが、結果として企業の未来を支える力になると信じています。

取締役副社長 親泊 元隆
専門家コメント
大栄(株) 葬儀業人材教育
専任教育インストラクター つづろ ゆうこ氏
拓商様の「開拓精神」を力に変え、お客様の期待を超える感動を創造するため、研修では葬祭のプロとしての役割を再認識し、安心感を与える第一印象や、心に寄り添う傾聴力を徹底的に鍛え上げました。丁寧な接遇が深い満足を生み、それが地域の厚い信頼へと直結します。
沖縄の皆様に寄り添う最良のパートナーとして、圧倒的な品質で「選ばれる拓商」を共に確立させていきましょう。

